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  • セキスイハイムと積水ハウスの違い|別会社?断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    セキスイハイムと積水ハウスの違い|別会社?断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    セキスイハイムと積水ハウスは名前がよく似ていますが、別の会社が手がける別のブランドです。性能の書き方も違い、公式サイトを読み比べると、とくに断熱と耐震で「何を標準と言っているか」に差があります。

    この記事では、まず2社の関係を各社の公式サイトの記載で整理し、そのうえで断熱・耐震・保証を、公式サイトの本文で確認できた内容だけで並べます。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価・価格は載せていません。両社とも、ここで挙げた公式ページに価格表を出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    そもそも同じ会社?:積水化学から生まれた積水ハウスと、積水化学の住宅ブランドのセキスイハイム

    積水ハウスの公式サイトの沿革には、1960年8月に「積水化学工業株式会社ハウス事業部を母体とし、積水ハウス産業株式会社」を設立したと書かれています。1963年10月に積水ハウス株式会社へ商号を変更しました。会社概要では、積水化学工業株式会社が主な株主の1社として載っています(2026年1月31日現在)。

    セキスイハイムの公式サイトは、サイトの利用規約で「積水化学工業株式会社住宅カンパニーおよびそのグループ各社(以降「セキスイハイムグループ」とします。)」が運営していると書いています。

    つまり、積水ハウスは積水化学工業から出発して別会社になった住宅メーカーで、セキスイハイムは積水化学工業(住宅カンパニー)とそのグループのブランドです。家を建てる契約の相手も、展示場も、商品も別々です。

    見るときの注意:名前が似ているので、資料請求や展示場の予約で取り違えないようにしてください。公式サイトのドメインは、積水ハウスが sekisuihouse.co.jp、セキスイハイムが sekisuiheim.com です。

    結論:耐震は「等級を名乗るか」、断熱は「標準か対応可能か」が違う

    項目 セキスイハイム 積水ハウス
    手がける会社 積水化学工業 住宅カンパニーとグループ各社 積水ハウス株式会社(1960年に積水化学工業のハウス事業部を母体に設立)
    断熱 断熱等級6を標準対応(プランや一部採用メニュー等の条件によっては適合しない場合あり) 断熱等級6に「対応可能」/長期優良住宅のページでは標準仕様で断熱等級5の認定基準に対応
    耐震 標準仕様で最高等級(耐震等級3)をクリアすることが可能(一部の特殊プランは例外) 耐震性能のページに等級の記載なし。震災での全壊・半壊ゼロの実績で説明/長期優良住宅のページでは標準仕様で「耐震等級(倒壊等防止)2又は3」の認定基準に対応
    保証 最長30年(初期保証の年数はページに明記なし・定期点検と定期診断が条件) 初期30年+有料点検・有償工事で延長(「永年保証」)

    表でいちばん違うのは耐震の行です。セキスイハイムは耐震等級という国の共通の物差しで名乗り、積水ハウスは震災での実績と工法で説明しています。以下で項目ごとに補足します。

    断熱:「標準対応」と「対応可能」は同じ意味ではない

    セキスイハイムは、「あったかハイム」のページで「セキスイハイムは断熱等級6を標準対応」と書いています。注記は「プランや一部採用メニュー等の条件によっては断熱等級6に適合しない場合があります」というものです。

    積水ハウスは、快適性能のページに「断熱性能 等級6 対応可能」とあります。「標準」ではなく「対応可能」という書き方です。一方、長期優良住宅認定制度のページでは、認定基準のうち省エネルギー対策(断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6)に「当社の標準仕様で認定基準に対応しています」と書かれ、「邸別に計算するため、プランにより対応が異なる場合があります」と注記されています。

    つまり、公式の書き方どおりに読むと、セキスイハイムは等級6が標準、積水ハウスは標準仕様で等級5・等級6は対応可能という違いになります。

    なお、UA値の数値は、両社ともここで挙げた性能ページに載せていません。

    見るときの注意:「対応可能」は、追加の仕様やオプションが要る場合を含む書き方です。どちらの会社でも、自分のプランで何等級になるのか、等級6にするのに追加費用がかかるのかを、見積もりの段階で確認してください。

    耐震:セキスイハイムは等級で名乗り、積水ハウスは実績で語る

    セキスイハイムは、耐震のページで、品確法(住宅性能表示制度)について「ハイムは標準仕様で最高等級の耐震性能をクリアすることが可能です」と書いています。ここでいう等級は住宅性能表示制度の耐震等級(倒壊防止)で、最高等級は3です。ただし「一部の特殊プランにおいては例外となることがあります」という注記つきです。

    積水ハウスの耐震性能のページには、耐震等級という言葉が出てきません(2026年11月6日に全文を確認)。代わりに書かれているのは、次のような内容です。

    • 阪神・淡路大震災(1995年)の被害エリアに建っていた積水ハウス29,692棟のうち、全壊・半壊は0棟
    • 東日本大震災(2011年)も177,488棟のうち全壊・半壊0棟
    • 熊本地震(2016年)でも全壊・半壊した棟はなし
    • ※地盤移動および津波によるものは除く

    等級の記載が出てくるのは、長期優良住宅認定制度のページです。認定基準の「耐震等級(倒壊等防止)2又は3又は免震建築物であること」に対して「当社の標準仕様で認定基準に対応しています」と書かれ、「商品型式・地域・プランにより一部対応が異なる場合があります」と注記されています。これは「2または3のどちらかを満たす」という意味で、等級3だと明言したものではありません。

    どう読むか:等級の記載がないことは、耐震性能が低いことを意味しません。積水ハウスは上記のとおり震災での棟数つきの実績を公表しています。ただ、等級という共通の物差しで横に並べられるのはセキスイハイムだけです。地震保険の割引などで等級が必要なら、積水ハウスでは自分のプランで等級3の評価が取れるか、費用はいくらかを営業担当に確認してください。

    保証:同じ「30年」でも、セキスイハイムは「最長」、積水ハウスは「初期」

    セキスイハイムは「お引き渡しから最長30年間の長期保証」と書いています。30年保証を受ける条件は、引き渡し後3回の定期点検と、25年目までの5年ごとの定期診断を受け、適切な補修・メンテナンスを行うことです。ほかに次の注記があります。

    • 磁器タイル外壁以外の外壁(下地及び仕上材)は、保証が10年
    • 保証の期間や内容は、対象部位・商品・建築地により異なる場合がある
    • 建築地が北海道の場合は保証期間が異なる
    • ハーベストメントは30年保証制度の対象外

    最初の保証が何年なのかは、このページの本文には書かれていません(2026年11月6日に確認)。

    積水ハウスは、構造躯体と雨水の侵入を防止する部分について「初期30年保証制度」を適用しています。初期保証が終わったあとも、必要な有料点検・有償工事を行うことで、建物がある限り保証を延長できるとしています(「永年保証」)。延長のしくみ(ユートラスシステム)は、有料点検・有償補修工事を行うことで、その後10年を保証するものと説明されています。この制度は2018年4月1日以降の契約が対象です。なお、ここで確認したのは木造「シャーウッド」の商品ページの記載です。

    年数の数字は同じ30年ですが、セキスイハイムは「最長30年」、積水ハウスは「初期30年」と書いています。積水ハウスは30年を最初の保証として示し、その先も有償メンテナンスを条件に延ばせる形です。

    見るときの注意:保証は年数だけでなく、対象部位と延長の条件をセットで見てください。セキスイハイムなら初期保証が何年で、30年まで延ばすのに何が必要か。積水ハウスなら30年目以降の有料点検・有償工事の費用の目安。どちらも見積もり段階で聞いておくと比べやすくなります。

    まとめ:名前は似ていても、比べるべき点ははっきり違う

    • 会社:積水ハウスは積水化学工業のハウス事業部を母体に1960年に設立された会社、セキスイハイムは積水化学工業(住宅カンパニー)とグループのブランドです。
    • 断熱等級を最優先するなら:セキスイハイムは等級6を標準対応としています。積水ハウスは標準仕様で等級5、等級6は対応可能という書き方です。
    • 耐震を等級で確認したいなら:セキスイハイムは標準仕様で等級3をクリア可能としています(特殊プランは例外あり)。積水ハウスは等級での記載がないため、自分のプランで評価が取れるかを個別に確認する必要があります。
    • 過去の震災での実績を重く見るなら:積水ハウスが棟数つきの数字を公表しています。
    • 保証は「最長30年」と「初期30年」:積水ハウスは有料点検・有償工事を条件に、30年より先も延長できるとしています。

    この記事では順位をつけていません。公式の数字だけで比べると、両社は同じ物差しで語っていない部分があり、どちらが良いかは何を確かめたいかで変わるためです。

    セキスイハイム・積水ハウスをほかのメーカーと比べた記事もあります。

    5社を横断して同じ3項目で並べた記事もあります。
    → ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    出典

    セキスイハイム(2026年11月6日に確認)

    • あったかハイム(断熱):https://www.sekisuiheim.com/attaka/technology/
    • 耐震:https://www.sekisuiheim.com/appeal/quakeproof.html
    • 保証:https://www.sekisuiheim.com/feature/support/
    • サイトの利用について(運営会社):https://www.sekisuiheim.com/policy/copyright/

    積水ハウス(2026年11月6日に確認)

    • 沿革:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/info/history/
    • 会社概要:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/info/outline/
    • 快適性能(断熱):https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/comfortability/
    • 耐震性能:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/earthquake-resistance/
    • 長期優良住宅認定制度:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/long-life-quality-housing/
    • 永年保証(シャーウッド):https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/products/shawood/technology/comfortable/
  • 住友林業と一条工務店を比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    住友林業と一条工務店を比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    住友林業と一条工務店は、どちらも木造の注文住宅で「耐震等級3」「断熱等級6」を掲げるハウスメーカーです。公式サイトを読み比べると、断熱と耐震は同じ等級で並び、いちばん違うのは保証の年数と、その延ばし方です。

    この記事では、両社の断熱・耐震・保証を、各社の公式サイトの本文で確認できた内容だけで並べます。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価・価格・光熱費は載せていません。両社とも公式の価格表や光熱費の試算を、ここで挙げた性能ページには出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    結論:断熱と耐震は同じ等級、違いが大きいのは保証

    項目 住友林業 一条工務店
    断熱 断熱等級6(すべての地域で対応) 全棟 断熱等級6が標準(枠組壁工法の商品)/グラン・スマートは断熱等級7が標準
    耐震 耐震等級3 耐震等級3(すべての商品タイプ・建物で標準仕様)
    保証 構造躯体・防水 最長60年(維持保全計画書に基づくメンテナンス工事を同社で実施した場合) 30年(無料点検・無償シロアリ予防工事などの継続が条件)

    断熱と耐震は、会社全体の標準どうしで同じ等級です。差が出るのは、一条工務店の上位商品と、保証の行です。以下で項目ごとに補足します。

    断熱:標準どうしは等級6、等級7の商品があるのは一条工務店

    住友林業は、「360°TRIPLE断熱」のページに「すべての地域で2027年施行予定の新ZEH基準(断熱等性能等級6)に対応しています」と書いています。

    一条工務店は、全棟で断熱等級6を標準としています。ただし、枠組壁工法の商品に限ること、地域によって対応する商品が一部異なること、間取りや採用する仕様によっては満たせない場合があることが注記されています。上位のグラン・スマートは断熱等級7が標準です(建築地・プラン・仕様によっては満たせない場合あり)。

    会社全体の標準どうしで比べると、どちらも断熱等級6です。等級7を標準とする商品を出しているのは一条工務店です。

    なお、UA値の数値は、両社ともここで挙げた性能ページに載せていません。

    見るときの注意:一条工務店は「間取りや仕様によっては満たせない場合がある」と書いています。住友林業の断熱ページには商品ごとの例外の注記は見当たりませんでしたが、自分のプランで何等級になるのかは、どちらでも見積もりの段階で確認してください。

    耐震:どちらも等級3

    住友林業は、はじめての家づくりのページで「住友林業の家はもちろん耐震等級3」と書いています。このページには、商品ごとの例外の注記はありません。

    一条工務店は、耐震等級3を「すべての商品タイプ、建物において標準仕様で実現」と書いています。

    耐震は、どちらも耐震等級3で、同じ物差しで並びます。

    見るときの注意:大きな吹き抜けや大開口など、構造に影響する間取りを考えているなら、そのプランで等級3の評価が取れるかを営業担当に確認してください。

    保証:最長は住友林業が60年、一条工務店は30年

    ここが両社でいちばん違うところです。

    住友林業は、構造躯体と防水について最長60年の保証を出しています。条件は、「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を住友林業で実施することです。ページには次の注記があります。

    • 30年目の延長には、有料メンテナンス工事と耐久診断が必要
    • 40年目以降の延長は、40・50年目の点検で外壁塗装が必要になる場合がある(タイル外壁は足場を設置して有料の耐久診断)
    • 延長保証を辞退すると、以降の定期点検は有料
    • 店舗併用住宅は20年または10年、別荘など常時居住しない建物は10年
    • 2020年4月1日以降の契約が対象

    住友林業のページは「最長60年」という書き方で、最初の保証が何年なのかは本文に書かれていません(2026年10月28日に確認)。

    一条工務店は30年保証です。継続の条件として「無料点検」「無償シロアリ予防工事」「防水について当社がメンテナンス工事が必要と判断した場合の無償補修工事」を実施することが挙げられています。

    年数だけで並べると住友林業の60年が長く見えます。ただし住友林業は30年目以降の延長に有料のメンテナンス工事と耐久診断が条件です。一条工務店の条件は「無料点検」「無償」の工事が中心という書き方です。

    見るときの注意:保証は年数だけでなく、延長の条件と費用をセットで見てください。住友林業で検討するなら、30年目・40年目にどんな有料工事が必要になりそうかを、見積もり段階で聞いておくと比べやすくなります。

    まとめ:何を確かめるかで見る場所が変わる

    • 断熱等級を最優先するなら:会社全体の標準はどちらも等級6です。等級7が標準の商品(グラン・スマート)を出しているのは一条工務店です。
    • 耐震を等級で確認したいなら:どちらも耐震等級3です。
    • 保証の長さを重く見るなら:最長は住友林業の60年、一条工務店は30年です。住友林業は30年目以降の延長に有料メンテナンス工事と耐久診断が条件です。

    この記事では順位をつけていません。公式の数字だけで比べると、断熱と耐震は同じ等級で、どちらが良いかは保証の長さと延長の条件をどう見るかで変わるためです。

    両社をほかのメーカーと比べた記事もあります。

    5社を横断して同じ3項目で並べた記事もあります。
    → ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    出典

    住友林業(2026年10月28日に確認)

    • 360°TRIPLE断熱:https://sfc.jp/ie/technology/dannetsu/
    • 耐震(はじめての家づくり):https://sfc.jp/ie/info/hajimete/saigai/
    • 保証:https://sfc.jp/ie/support/

    一条工務店(2026年10月28日に確認)

    • 断熱等級6:https://www.ichijo.co.jp/lp/insulation-grade6/
    • グラン・スマート(断熱等級7):https://www.ichijo.co.jp/lineup/grand-smart/
    • 耐震:https://www.ichijo.co.jp/lp/taishin/
    • 保証:https://www.ichijo.co.jp/aftersupport/
  • 一条工務店とタマホームを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    一条工務店とタマホームを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    一条工務店とタマホームは、どちらも「耐震等級3」を標準としているハウスメーカーです。公式サイトを読み比べると、耐震は同じ等級で並ぶ一方、断熱は「タマホームのどの商品と比べるか」で答えが変わります。

    この記事では、両社の断熱・耐震・保証を、各社の公式サイトの本文で確認できた内容だけで並べます。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価・電気代は載せていません。両社とも公式の価格表や電気代の試算を、ここで挙げた性能ページには出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    結論:耐震は同じ等級3、断熱と保証は書き方が違う

    項目 一条工務店 タマホーム(大安心の家) タマホーム(笑顔の家)
    断熱 全棟 断熱等級6が標準(枠組壁工法の商品)/グラン・スマートは断熱等級7が標準 断熱等級5(プランや方位、商品仕様で変わる場合あり) UA値0.23(HEAT20 G3水準・6・7地域の値)。断熱等級の表記はページになし
    耐震 耐震等級3(すべての商品タイプ・建物で標準仕様) 耐震等級3(プランや仕様で変わる場合あり) 耐震等級3(制震と合わせた地震対策が標準)
    保証 30年(無料点検・無償シロアリ予防工事などの継続が条件) 初期20年(構造躯体・雨水の浸入)。長期優良住宅の認定を取った建物は最長60年(定期点検と有償メンテナンスが条件)。白蟻被害は20年

    タマホームは、主力の「大安心の家」と、高断熱の上位商品「笑顔の家(egao)」で断熱の書き方が違うため、列を分けました。以下で項目ごとに補足します。

    断熱:大安心の家なら等級6と5、笑顔の家は物差しが違う

    一条工務店は、全棟で断熱等級6を標準としています。ただし、枠組壁工法の商品に限ること、地域によって対応する商品が一部異なること、間取りや採用する仕様によっては満たせない場合があることが注記されています。上位のグラン・スマートは断熱等級7が標準です(建築地・プラン・仕様によっては満たせない場合あり)。

    タマホームの大安心の家は、基礎・構造のページに「断熱等性能等級【等級5】をクリア」と書かれています。注記は「プランや方位、商品仕様によって断熱等性能等級が変更となる場合があります」です。長期優良住宅のページでは、等級は「弊社モデルプラン(2階建て/4LDK/延床面積110㎡)による試算」とされています。

    主力商品どうしで比べると、一条工務店が断熱等級6、タマホームの大安心の家が断熱等級5です。

    タマホームの笑顔の家は、断熱等級ではなくUA値0.23(HEAT20 G3水準)で示しています。これは断熱地域区分の6・7地域での水準値で、プランなどの条件で異なり、1〜3地域ではG2レベルとされています。笑顔の家のページには断熱等級の表記がないため、一条工務店の「等級6」「等級7」と同じ物差しでは並べられません。

    なお、一条工務店とタマホームの大安心の家は、UA値の数値をここで挙げた性能ページに載せていません。

    見るときの注意:「タマホームの断熱」と一口に言っても、大安心の家と笑顔の家では書かれている数字が別物です。比較サイトや見積もりを見るときは、どの商品の数字かを必ず確認してください。

    耐震:どちらも等級3、例外の書き方が違う

    一条工務店は、耐震等級3を「すべての商品タイプ、建物において標準仕様で実現」と書いています。

    タマホームは、大安心の家の基礎・構造ページに「最高ランク『耐震等級3』」「タマホームが標準とする『耐震等級3の家』」と書いています。注記は「プランや仕様によっては、耐震等級が変更になる場合があります」で、等級はモデルプランによる試算です。笑顔の家は「耐震等級3(最高等級)を取得」とし、制震と合わせた地震対策を標準仕様としています。

    どちらも耐震等級3が標準です。違いは、一条工務店が例外の注記なしで「すべて」と言い切っているのに対し、タマホームは「プランや仕様で変わる場合がある」「モデルプランでの試算」と断っている点です。

    見るときの注意:タマホームで検討するなら、自分のプランでも等級3になるか、評価書を取るなら費用はいくらかを営業担当に確認してください。

    保証:初期は一条工務店が長く、最長はタマホームが長い

    一条工務店は30年保証です。継続の条件として「無料点検」「無償シロアリ予防工事」「防水について当社がメンテナンス工事が必要と判断した場合の無償補修工事」を実施することが挙げられています。

    タマホームは、構造躯体と雨水の浸入について初期保証20年としています(法律で定められているのは引渡しから10年)。白蟻被害は20年保証です。

    20年を超える分は、同社の定期的な点検と必要に応じた有償メンテナンス工事を条件に、10年ごとに延長できます。最長の年数は、建物によって次のように分かれます。

    • 長期優良住宅の認定を取得した建物:最長60年(延長の対象は構造躯体・防水・白蟻の初期保証部分)
    • 長期優良住宅の認定を取得していない建物:「最長で30年の保証延長が可能」という書き方

    点検や必要な補修工事を行わなかった場合は、その後の延長はできないと注記されています。

    年数だけで並べると、最初の保証は一条工務店の30年が長く、延長した最長はタマホームの60年が長いという形です。ただしタマホームの60年は長期優良住宅の認定を取った建物の場合で、20年目以降は有償メンテナンスが条件です。

    見るときの注意:保証は年数だけでなく、対象部位と延長の条件をセットで見てください。有償メンテナンスの時期と費用の目安を見積もり段階で聞いておくと、長い目で見た負担を比べられます。

    まとめ:何を確かめるかで見る場所が変わる

    • 断熱等級を最優先するなら:主力商品どうしでは、一条工務店が等級6、タマホームの大安心の家が等級5です。タマホームの笑顔の家はUA値0.23(6・7地域)で示しており、等級では並べられません。
    • 耐震を等級で確認したいなら:どちらも耐震等級3が標準です。タマホームは「プランや仕様で変わる場合がある」と注記しています。
    • 保証は「最初」と「最長」で逆になる:最初の保証は一条工務店が30年、タマホームが20年。延長した最長はタマホームが60年です(長期優良住宅の認定を取った建物の場合)。

    この記事では順位をつけていません。公式の数字だけで比べると、どちらが良いかはタマホームのどの商品と比べるか、保証のどこを重く見るかで変わるためです。

    一条工務店をほかのメーカーと比べた記事もあります。

    5社を横断して同じ3項目で並べた記事もあります。
    → ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    出典

    一条工務店(2026年10月28日に確認)

    • 断熱等級6:https://www.ichijo.co.jp/lp/insulation-grade6/
    • グラン・スマート(断熱等級7):https://www.ichijo.co.jp/lineup/grand-smart/
    • 耐震:https://www.ichijo.co.jp/lp/taishin/
    • 保証:https://www.ichijo.co.jp/aftersupport/

    タマホーム(2026年10月28日に確認)

    • 大安心の家 基礎・構造(断熱・耐震):https://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin/structure/
    • 大安心の家 長期優良住宅:https://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin/60years/
    • 笑顔の家(egao):https://www.tamahome.jp/egao/
    • 保証:https://www.tamahome.jp/products/guarantee/
  • 一条工務店とセキスイハイムを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    一条工務店とセキスイハイムを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    一条工務店とセキスイハイムは、どちらも「耐震等級3」「高断熱」を掲げるハウスメーカーです。公式サイトを読み比べると、断熱と耐震は同じ物差しで並べられる一方、保証は「30年」という数字が同じでも中身の書き方が違います。

    この記事では、両社の断熱・耐震・保証を、各社の公式サイトの本文で確認できた内容だけで並べます。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価・価格・電気代は載せていません。両社とも公式の価格表や電気代の試算を、ここで挙げた性能ページには出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    結論:断熱と耐震は同じ等級、違いが出るのは商品と保証の書き方

    項目 一条工務店 セキスイハイム(あったかハイム)
    断熱 全棟 断熱等級6が標準(枠組壁工法の商品)/グラン・スマートは断熱等級7が標準 断熱等級6(プランや一部採用メニュー等の条件によっては適合しない場合あり)
    耐震 耐震等級3(すべての商品タイプ・建物で標準仕様) 耐震等級3(標準仕様でクリア可能・一部の特殊プランは例外)
    保証 30年(無料点検・無償シロアリ予防工事などの継続が条件) 最長30年(初期保証の年数はページに明記なし・定期点検と定期診断が条件)

    3項目とも数字だけ見るとほぼ同じです。違いは「どの商品で」「どんな条件で」という注記の部分にあります。以下で項目ごとに補足します。

    断熱:会社全体なら等級6どうし、商品を選ぶと差が出る

    一条工務店は、全棟で断熱等級6を標準としています。ただし公式ページには、枠組壁工法の商品に限ること、地域によって対応する商品が一部異なること、間取りや採用する仕様によっては満たせない場合があることが注記されています。

    さらに上位の商品グラン・スマートは、断熱等級7が標準です。こちらにも「建築地やプラン、採用する仕様によっては断熱等級7を満たせない場合があります」という注記があります。

    セキスイハイムは、「あったかハイム」のページで断熱等級6としています。注記は「プランや一部採用メニュー等の条件によっては断熱等級6に適合しない場合があります」というものです。

    つまり、会社全体の標準どうしで比べると、どちらも断熱等級6です。差が出るのは、一条工務店でグラン・スマート(等級7)を選んだ場合です。

    なお、UA値の数値は、両社ともここで挙げた性能ページに載せていません。

    見るときの注意:両社とも「プランや仕様によっては満たせない」と書いています。自分の間取りで何等級になるのかは、見積もりの段階で確認してください。

    耐震:どちらも等級3、例外の書き方が少し違う

    一条工務店は、耐震等級3を「すべての商品タイプ、建物において標準仕様で実現」と書いています。耐震のページでは「一条はすべての商品で耐震等級3が標準です」とも明記しています。

    セキスイハイムは、「標準仕様で最高等級の耐震性能をクリアすることが可能」と書いています。ただし「一部の特殊プランにおいては例外となることがあります」という注記つきです。

    同じ耐震等級3でも、一条工務店は例外の注記なしで「すべて」と言い切り、セキスイハイムは「特殊プランは例外があり得る」と断っています。一般的な間取りであれば、どちらも等級3が標準と読んでよい書き方です。

    見るときの注意:大きな吹き抜けや大開口など、構造に影響する間取りを考えているなら、そのプランで等級3の評価が取れるかを営業担当に確認してください。

    保証:同じ「30年」でも、初期と最長の書き方が違う

    一条工務店は30年保証です。継続の条件として「無料点検」「無償シロアリ予防工事」「防水について当社がメンテナンス工事が必要と判断した場合の無償補修工事」を実施することが挙げられています。

    セキスイハイムは「お引き渡しから最長30年間の長期保証」と書いています。30年保証を受ける条件は、引き渡し後3回の定期点検と、25年目までの5年ごとの定期診断を受け、適切な補修・メンテナンスを行うことです。ほかに次の注記があります。

    • 磁器タイル外壁以外の外壁は、保証が10年
    • 保証の期間や内容は、対象部位・商品・建築地により異なる場合がある
    • 北海道は保証期間が異なる

    セキスイハイムのページには「最長30年」とあり、最初の保証が何年なのかは本文に書かれていません(2026年10月28日に確認)。一条工務店は条件つきで「30年保証」と書いています。

    見るときの注意:保証は年数だけでなく、対象部位と延長の条件をセットで見てください。セキスイハイムで検討するなら、初期保証が何年で、30年まで延ばすのにどんな有償メンテナンスがいつ必要になるかを、見積もり段階で聞いておくと比べやすくなります。

    まとめ:何を確かめるかで見る場所が変わる

    • 断熱等級を最優先するなら:会社全体の標準はどちらも等級6です。等級7が標準の商品(グラン・スマート)を出しているのは一条工務店です。
    • 耐震を等級で確認したいなら:どちらも耐震等級3が標準です。一条工務店は例外の注記なし、セキスイハイムは一部の特殊プランで例外があり得ると書いています。
    • 保証は「30年」が同じ:違いは書き方で、セキスイハイムは「最長30年」で初期の年数を明記していません。外壁(磁器タイル以外)は10年、北海道は別という注記もあります。

    この記事では順位をつけていません。公式の数字だけで比べると両社の差は小さく、どちらが良いかは選ぶ商品と、保証の条件をどう見るかで変わるためです。

    一条工務店をほかのメーカーと比べた記事もあります。

    5社を横断して同じ3項目で並べた記事もあります。
    → ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    出典

    一条工務店(2026年10月28日に確認)

    • 断熱等級6:https://www.ichijo.co.jp/lp/insulation-grade6/
    • グラン・スマート(断熱等級7):https://www.ichijo.co.jp/lineup/grand-smart/
    • 耐震:https://www.ichijo.co.jp/lp/taishin/
    • 保証:https://www.ichijo.co.jp/aftersupport/

    セキスイハイム(2026年10月28日に確認)

    • あったかハイム(断熱):https://www.sekisuiheim.com/attaka/technology/
    • 耐震:https://www.sekisuiheim.com/appeal/quakeproof.html
    • 保証:https://www.sekisuiheim.com/feature/support/
  • アイ工務店と一条工務店を比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    アイ工務店と一条工務店を比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    本記事はプロモーション(広告)を含みます。

    アイ工務店と一条工務店は、どちらも断熱性能の数字を前面に出しています。公式サイトを読み比べると、数字の見せ方と、保証の長さが違います。

    この記事では、両社の断熱・耐震・保証を、各社の公式サイトの本文で確認できた内容だけで並べます。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価は載せていません。両社とも公式の価格表を出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    結論:断熱は等級が違い、保証は年数が違う

    項目 アイ工務店(N-ees) 一条工務店(グラン・スマート)
    断熱 標準仕様で全エリア「断熱等級6」・HEAT20 G2グレード。全国UA値0.28以下、C値0.32(平均実測値) 断熱等級7が標準
    耐震 耐震等級3が標準装備。ただし本文は「耐震等級3相当」とも書かれ、プランにより最高等級にならない場合あり 耐震等級3(全棟標準)
    保証 初期30年・最長70年(防蟻を含む) 30年

    断熱:等級はアイ工務店が6、一条工務店が7

    アイ工務店は、商品「N-ees(ニーズ)」について、標準仕様で最も基準の厳しい北海道エリアの「断熱等級6」の性能を満たすとしています。これは全エリアで断熱等級6、ならびにHEAT20のG2グレードを実現するものだと書かれています。数値としては、全国UA値0.28以下、気密性はC値0.32(平均実測値)を挙げています。

    注記として「UA値は、プラン、建物の大きさにより異なる場合があります」「プランにより一部仕様が異なる場合があります」とあります。

    一条工務店は、グラン・スマートで断熱等級7が標準です。ただし「建築地やプラン、採用する仕様によっては対応できない場合があります」という注記があります。なお、UA値の数値そのものは性能ページに載せていません。

    等級で見れば一条工務店が上ですが、アイ工務店はUA値とC値という実測寄りの数値を公開しており、一条工務店は公開していません。比べられる項目が両社で違う点に注意してください。

    気密(C値)とは:住まいにどれだけ隙間があるかを表す数値で、小さいほど隙間が少ない家です。断熱等級には気密の項目が含まれないため、等級だけでは気密性能はわかりません。アイ工務店は第三者機関による全棟気密測定を行っているとしています。

    耐震:どちらも等級3、ただし書き方に差がある

    一条工務店は耐震等級3を、すべての商品タイプ・建物で標準仕様としています。

    アイ工務店の耐震性能ページには「最も高い耐震性能を持つ『耐震等級3』の家が標準装備」という見出しがあります。ただし、同じ段落の本文では「この耐震等級3相当の建物をご提供するために」と書かれており、さらに「※プランによっては、最高等級にならない場合がありますので、打ち合わせにより決定します」という注記がついています。全プラン一棟ごとに構造計算を行っているとも書かれています。

    そのほか、制震と耐震を組み合わせた「AI-DAMPER」、28mmの構造用高耐久MDF「AIボード28」、剛床+モノコック構造の木質ハイブリッド工法、ベタ基礎の全国標準化などが挙げられています。

    「相当」とは:住宅性能表示制度の評価を受けていれば正式な「耐震等級3」、評価を受けずに同じ水準で設計した場合は「耐震等級3相当」と書き分けます。正式な等級が必要なら、評価を取れるかと費用を最初に確認してください。アイ工務店のページは「標準装備」と「相当」が同じ箇所に併記されているため、どちらの意味かは打ち合わせで確かめる必要があります。

    保証:初期30年・最長70年と、30年

    アイ工務店は「構造躯体」「防水」「防蟻」について初期30年保証と最長70年の長期保証システムを掲げています。公式ページには次のように書かれています。

    • 業界初となる防蟻保証を含む初期30年保証。10年目・20年目に有償メンテナンス工事を行わずに適用される初期保証(30年目までのすべての定期点検を受けることが必要)
    • 最長70年とするには、すべての定期点検を受けること、および30年目以降に同社が必要と判断した有償メンテナンス工事を行うことが前提
    • 本保証内容は木造の住居専用のみに適用

    一条工務店は30年保証です。無料点検、無償のシロアリ予防工事、防水の必要なメンテナンス工事などを続けることが条件になっています。

    年数だけを見るとアイ工務店が長く、さらに最初の30年について「10年目・20年目の有償メンテナンス工事が不要」と明記している点が特徴です。ただし30年目以降は有償メンテナンスが前提になります。

    見るときの注意:保証は年数だけでなく、対象部位と、何年目からいくらかかるのかをセットで見てください。長期保証はどの会社も定期点検の継続が条件です。

    まとめ:確かめたい項目で選ぶ場所が変わる

    • 断熱等級を最優先するなら:一条工務店グラン・スマートが等級7を標準としています(建築地・プラン・仕様の条件つき)。
    • UA値・C値という実数で確認したいなら:アイ工務店が全国UA値0.28以下、C値0.32(平均実測値)を公開しています。一条工務店は性能ページにUA値を載せていません。
    • 耐震を評価書つきで確認したいなら:一条工務店は等級3を全棟標準としています。アイ工務店は「標準装備」と「相当」が併記されているため、個別確認が必要です。
    • 保証の年数を重く見るなら:アイ工務店が初期30年・最長70年。最初の30年は有償メンテナンス工事なしと明記されています。

    この記事では順位をつけていません。両社は公開している項目が違うため、どちらが良いかは何を確かめたいかで変わります。

    自分の土地と間取りで、見積もりを並べてみる

    ここまで見たとおり、断熱や耐震の等級、保証の条件は、各社とも「プランや仕様によって変わる」と書いています。自分の間取りでどうなり、いくらかかるのかは、実際の間取りと見積もりを並べてみないと分かりません。

    まどりLABOは、土地の形や希望の部屋数などを入力すると、AIが3分で複数の間取りを作り、その間取りで工務店・ハウスメーカーへの見積もり依頼まで無料でできるサービスです(全国対応・見積もりは最短1週間)。作られる間取りは参考プランで、実際に建てるには建築士・工務店による設計が必要です。

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    5社を横断して同じ3項目で並べた記事もあります。あわせてご覧ください。
    → ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    出典

    アイ工務店(2026年9月30日に確認)

    • 高気密・高断熱:https://www.ai-koumuten.co.jp/concept/technology/airtight-insulation/
    • 耐震性能:https://www.ai-koumuten.co.jp/concept/technology/earthquake-resistance/
    • 保証制度:https://www.ai-koumuten.co.jp/concept/support/

    一条工務店(2026年9月25日に確認)

    • グラン・スマート(断熱):https://www.ichijo.co.jp/lineup/grand-smart/
    • 耐震:https://www.ichijo.co.jp/lp/taishin/
    • 保証:https://www.ichijo.co.jp/aftersupport/
  • 住友林業と積水ハウスを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    住友林業と積水ハウスを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    本記事はプロモーション(広告)を含みます。

    住友林業と積水ハウスは、どちらも大手で、木造の商品を持っています。公式サイトを読み比べると、断熱と耐震は数字の出し方が近く、保証の書き方が大きく違います。

    この記事では、両社の断熱・耐震・保証を、各社の公式サイトの本文で確認できた内容だけで並べます。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価は載せていません。両社とも公式の価格表を出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    結論:差が出るのは保証の書き方

    項目 住友林業 積水ハウス
    断熱 「360°TRIPLE断熱」。すべての地域で2027年施行予定の新ZEH基準(断熱等性能等級6)に対応 断熱等級6に「対応可能」/長期優良住宅では標準仕様で等級5
    耐震 耐震等級3と明記 耐震性能のページに等級の記載なし。震災での全壊・半壊ゼロの実績と工法で説明
    保証 最長60年(上限あり)。「初期◯年」という書き方はしていない 初期30年+有料点検・有償工事で建物がある限り延長(上限なし)

    断熱:住友林業は「対応」、積水ハウスは「対応可能」

    住友林業は、高性能な断熱材と窓、熱を伝えにくい木の構造材を組み合わせた「360°TRIPLE断熱」について、すべての地域で2027年施行予定の新ZEH基準(断熱等性能等級6)に対応しているとしています。

    積水ハウスは、快適性能のページに「断熱性能 等級6 対応可能」とあります。一方、長期優良住宅認定制度のページでは、省エネルギー対策(断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6)に「当社の標準仕様で認定基準に対応しています」と書かれています。「邸別に計算するため、プランにより対応が異なる場合があります」という注記つきです。

    等級6という数字は両社に出てきますが、住友林業は「すべての地域で対応」と範囲を明示し、積水ハウスは「対応可能」という書き方にとどめて、標準仕様としては等級5を挙げています。

    なお、両社とも、ここで挙げた性能ページにUA値の数値そのものは載せていません。

    見るときの注意:断熱等級は建てる地域区分によって基準値が変わります。「すべての地域で」と書かれているかどうかは、読み飛ばさずに確認してください。

    耐震:等級で名乗るか、実績で示すか

    住友林業は、耐震等級について「最高評価の耐震等級3は避難所などの防災拠点並みの強さ。住友林業の家はもちろん耐震等級3」と書いています。等級という共通の物差しで名乗る形です。

    積水ハウスの耐震性能のページには、耐震等級という言葉が出てきません(2026年9月29日に全文を確認)。代わりに次のような内容が書かれています。

    • 阪神・淡路大震災(1995年)の被害エリアに建っていた積水ハウス29,692棟のうち、全壊・半壊は0棟。東日本大震災(2011年)も177,488棟のうち全壊・半壊0棟。熊本地震(2016年)でも全壊・半壊した棟はなし(※地盤移動および津波によるものは除く)
    • 柱と基礎を直接つなぐ「基礎ダイレクトジョイント」
    • 軽量鉄骨・重量鉄骨・木造それぞれで実物大の耐震実験を実施
    • 揺れに合わせて外壁が回転する「外壁パネルロッキング工法」(鉄骨)、「スライドアブソーバー工法」(木造)

    等級の記載が出てくるのは長期優良住宅認定制度のページで、認定基準の「耐震等級(倒壊等防止)2又は3又は免震建築物であること」に「当社の標準仕様で認定基準に対応しています」と書かれています。これは等級3だと明言したものではありません。

    どう読むか:等級の記載がないことは、耐震性能が低いことを意味しません。ただし等級という物差しでは横に並べられないため、等級が必要な場合(地震保険の割引など)は、自分のプランで評価書が取れるかを個別に確認してください。

    保証:上限のある60年と、上限のない延長

    ここが両社でいちばん違うところです。

    住友林業は、「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を同社で実施した場合、構造躯体および防水を最長で60年間保証するとしています。条件と例外は次のとおりです。

    • 30年目に保証延長を希望する場合は、有料メンテナンス工事が必要で、同時に耐久診断も実施
    • 60年目まで定期的に無料点検。ただし延長保証を辞退した場合、以降の定期点検は有料
    • 40年目以降の延長を受ける場合、40年目・50年目の点検で外壁塗装のメンテナンスが必要になる場合がある。外壁にタイル等がある建物は、40年目・50年目に足場を設置して耐久診断(有料)
    • 店舗併用住宅は20年または10年、別荘など常時居住しない建物は10年
    • 本内容は2020年4月1日以降に契約した人が対象
    • 指定した設備機器の自然故障について、引き渡しから10年間の無料修理制度あり(2022年7月1日以降の契約が対象)

    積水ハウスは、構造躯体と雨水の侵入を防止する部分について「初期30年保証制度」を適用し、初期保証が終わったあとも必要な有料点検・有償工事を行うことで建物がある限り保証を延長できるとしています(「永年保証」)。

    違いは上限の有無です。住友林業は60年という上限を示し、積水ハウスは上限を切らない書き方をしています。ただし、どちらも延長には有料の点検・工事が条件です。

    見るときの注意:住友林業の公式ページには「初期◯年」という書き方がなく、「最長60年」と「30年目の延長には有料メンテナンス工事と耐久診断が必要」という形で書かれています。何年目から有料になるのかを、見積もりの段階で確認してください。積水ハウスは初期30年と明記しています。

    まとめ:どちらも条件つき、確かめる場所が違う

    • 断熱を全地域で確認したいなら:住友林業が「すべての地域で断熱等性能等級6に対応」と範囲を明示しています。
    • 耐震を等級で確認したいなら:住友林業が等級3と明記しています。積水ハウスは等級での記載がないため、個別確認が必要です。
    • 過去の震災での実績を重く見るなら:積水ハウスが棟数つきの数字を公表しています。
    • 保証は上限の有無で違う:住友林業は最長60年、積水ハウスは上限なしの延長。どちらも有料の点検・工事が条件です。

    この記事では順位をつけていません。公式の数字だけで比べると、どちらにも条件つきの部分があり、何を重視するかで見る場所が変わるためです。

    自分の土地と間取りで、見積もりを並べてみる

    ここまで見たとおり、断熱や耐震の等級、保証の条件は、各社とも「プランや仕様によって変わる」と書いています。自分の間取りでどうなり、いくらかかるのかは、実際の間取りと見積もりを並べてみないと分かりません。

    まどりLABOは、土地の形や希望の部屋数などを入力すると、AIが3分で複数の間取りを作り、その間取りで工務店・ハウスメーカーへの見積もり依頼まで無料でできるサービスです(全国対応・見積もりは最短1週間)。作られる間取りは参考プランで、実際に建てるには建築士・工務店による設計が必要です。

    → まどりLABOで間取りを作って、無料で見積もりを依頼する

    5社を横断して同じ3項目で並べた記事もあります。あわせてご覧ください。
    → ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    出典

    住友林業(2026年9月30日に確認)

    • 断熱:https://sfc.jp/ie/technology/dannetsu/
    • 耐震:https://sfc.jp/ie/info/hajimete/saigai/
    • アフターサービス・60年保証:https://sfc.jp/ie/support/

    積水ハウス(2026年9月29日に確認)

    • 耐震性能:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/earthquake-resistance/
    • 快適性能(断熱):https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/comfortability/
    • 長期優良住宅認定制度:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/long-life-quality-housing/
    • 永年保証:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/products/shawood/technology/comfortable/
  • 一条工務店と積水ハウスを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    一条工務店と積水ハウスを比較|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    本記事はプロモーション(広告)を含みます。

    一条工務店と積水ハウスは、どちらも「地震に強い」「高断熱」を掲げています。ただ、公式サイトを読み比べると、同じことを主張するのに使っている物差しが違います。

    この記事では、両社の断熱・耐震・保証を、各社の公式サイトの本文で確認できた内容だけで並べます。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価は載せていません。両社とも公式の価格表を出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    結論:物差しが違うので、同じ土俵では比べられない

    項目 一条工務店(グラン・スマート) 積水ハウス
    断熱 断熱等級7が標準 断熱等級6に「対応可能」/長期優良住宅では標準仕様で等級5
    耐震 耐震等級3(全棟標準) 耐震性能のページに等級の記載なし。震災での全壊・半壊ゼロの実績と工法で説明/長期優良住宅では標準仕様で「等級2又は3」の認定基準に対応
    保証 30年 初期30年+有料点検・有償工事で延長(「永年保証」)

    表の一番大きな違いは耐震の行です。以下で項目ごとに補足します。

    断熱:「標準」と「対応可能」は同じ意味ではない

    一条工務店 グラン・スマートは、断熱等級7が標準です。ただし公式ページには「建築地やプラン、採用する仕様によっては対応できない場合があります」と注記があります。

    積水ハウスは、快適性能のページに「断熱性能 等級6 対応可能」とあります。「標準」ではなく「対応可能」という書き方です。一方、長期優良住宅認定制度のページでは、認定基準のうち省エネルギー対策(断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6)に「当社の標準仕様で認定基準に対応しています」と書かれています。こちらには「邸別に計算するため、プランにより対応が異なる場合があります」という注記がついています。

    つまり、積水ハウスについて公式から読み取れるのは「標準仕様は等級5、等級6は対応可能」という二段構えです。等級6が標準だとは書かれていません。

    なお、積水ハウスはUA値の数値そのものを、ここで挙げた性能ページには載せていません。一条工務店も同様です。

    見るときの注意:「標準」と「対応可能」「相当」は意味が違います。対応可能は、追加の仕様やオプションが要る場合を含みます。自分のプランでどの等級になるのかは、見積もりの段階で確認してください。

    耐震:積水ハウスは等級で名乗っていない

    ここが両社でいちばん違うところです。

    一条工務店は耐震等級3を、すべての商品タイプ・建物で標準仕様としています。等級という共通の物差しで名乗る形です。

    積水ハウスの耐震性能のページには、耐震等級という言葉が出てきません(2026年9月29日に全文を確認)。代わりに書かれているのは次のような内容です。

    • 阪神・淡路大震災(1995年)の被害エリアに建っていた積水ハウス29,692棟のうち、全壊・半壊は0棟。東日本大震災(2011年)も177,488棟のうち全壊・半壊0棟。熊本地震(2016年)でも全壊・半壊した棟はなし(※地盤移動および津波によるものは除く)
    • 柱と基礎を直接つなぐ「基礎ダイレクトジョイント」
    • 軽量鉄骨・重量鉄骨・木造それぞれで実物大の耐震実験を実施
    • 揺れに合わせて外壁が回転する「外壁パネルロッキング工法」(鉄骨)、「スライドアブソーバー工法」(木造)
    • ISO9001取得工場での生産と、直接責任施工体制

    等級の記載が出てくるのは、長期優良住宅認定制度のページです。そこでは認定基準の「耐震等級(倒壊等防止)2又は3又は免震建築物であること」に対して「当社の標準仕様で認定基準に対応しています」と書かれています。これは「2または3のどちらかを満たす」という意味で、等級3だと明言したものではありません。

    どう読むか:等級の記載がないことは、耐震性能が低いことを意味しません。実際、上記のとおり震災での実績を公表しています。ただし等級という共通の物差しでは比べられないため、一条工務店と横に並べて優劣を判断することはできません。等級が必要なら(地震保険の割引など)、自分のプランで等級3の評価書が取れるか、費用はいくらかを営業担当に確認してください。

    保証:年数は同じ30年でも、その先が違う

    一条工務店は30年保証です。無料点検、無償のシロアリ予防工事、防水の必要なメンテナンス工事などを続けることが条件になっています。

    積水ハウスは、構造躯体と雨水の侵入を防止する部分について「初期30年保証制度」を適用しています。そのうえで、初期保証が終わったあとも必要な有料点検・有償工事を行うことで、建物がある限り保証を延長できるとしています(「永年保証」)。

    初期の30年は同じですが、その先の扱いが違います。積水ハウスは上限年数を切らずに延長できる形を取っています。ただし、延長には有料点検と有償工事が条件です。

    見るときの注意:保証は年数だけでなく、対象部位(構造躯体・雨水の侵入を防止する部分など)と、延長の条件をセットで見てください。有償メンテナンスの費用の目安を見積もり段階で聞いておくと、長い目で見た負担を比べられます。

    まとめ:何を確かめるかで見る場所が変わる

    • 断熱の等級を最優先するなら:一条工務店 グラン・スマートが断熱等級7を標準としています。ただし建築地・プラン・仕様の条件つきです。
    • 耐震を等級で確認したいなら:一条工務店は等級3を全棟標準としています。積水ハウスは等級での記載がないため、自分のプランで評価書が取れるかを個別に確認する必要があります。
    • 過去の震災での実績を重く見るなら:積水ハウスが棟数つきの数字を公表しています。
    • 保証は初期30年が同じ:違いはその先で、積水ハウスは有料点検・有償工事を条件に上限年数を切らずに延長できるとしています。

    この記事では順位をつけていません。公式の数字だけで比べると、両社は同じ物差しで語っていないため、どちらが良いかは何を確かめたいかで変わるためです。

    自分の土地と間取りで、見積もりを並べてみる

    ここまで見たとおり、断熱や耐震の等級、保証の条件は、各社とも「プランや仕様によって変わる」と書いています。自分の間取りでどうなり、いくらかかるのかは、実際の間取りと見積もりを並べてみないと分かりません。

    まどりLABOは、土地の形や希望の部屋数などを入力すると、AIが3分で複数の間取りを作り、その間取りで工務店・ハウスメーカーへの見積もり依頼まで無料でできるサービスです(全国対応・見積もりは最短1週間)。作られる間取りは参考プランで、実際に建てるには建築士・工務店による設計が必要です。

    → まどりLABOで間取りを作って、無料で見積もりを依頼する

    5社を横断して同じ3項目で並べた記事もあります。あわせてご覧ください。
    → ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    出典

    一条工務店(2026年9月25日に確認)

    • グラン・スマート(断熱):https://www.ichijo.co.jp/lineup/grand-smart/
    • 耐震:https://www.ichijo.co.jp/lp/taishin/
    • 保証:https://www.ichijo.co.jp/aftersupport/

    積水ハウス(2026年9月29日に確認)

    • 耐震性能:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/earthquake-resistance/
    • 快適性能(断熱):https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/comfortability/
    • 長期優良住宅認定制度:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/spec/technology/long-life-quality-housing/
    • 永年保証:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/products/shawood/technology/comfortable/
  • ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    ハウスメーカー5社の性能を比べた|断熱・耐震・保証を公式情報だけで整理

    本記事はプロモーション(広告)を含みます。

    家づくりでハウスメーカーを比べ始めると、「高断熱」「耐震等級3」「最長60年保証」といった言葉があちこちに出てきます。ただ、同じ言葉でも、対象の商品や地域、保証の条件は会社ごとに違います。

    この記事では、次の5社を断熱・耐震・保証の3つで比べます。

    • ヤマダホームズ(注文住宅)
    • タマホーム「egao(笑顔の家)」
    • 一条工務店「グラン・スマート」
    • セキスイハイム「あったかハイム」
    • アイフルホーム「FAVO PREMIUM」

    数字はすべて、各社の公式サイトの本文で確認できたものだけを使っています(2026年9月25日時点)。検索結果の抜粋や口コミの数字は入れていません。

    なお、坪単価は載せていません。5社とも公式の価格表を出しておらず、確かめられる数字がないためです。

    5社の性能一覧

    会社・商品断熱耐震保証
    ヤマダホームズ 注文住宅UA値 標準0.46以下耐震等級3(全棟標準)初期20年・最長60年(商品「RASIO」の場合)
    タマホーム egaoUA値0.23・HEAT20 G3水準(6・7地域)耐震等級3初期20年・最長60年(長期優良住宅の認定を取った建物の場合)
    一条工務店 グラン・スマート断熱等級7(標準。建築地・プラン・仕様によっては対応できない場合あり)耐震等級3(全棟標準)30年
    セキスイハイム あったかハイム断熱等級6耐震等級3(標準仕様で達成可能)最長30年(初期年数の記載なし)
    アイフルホーム FAVO PREMIUMUA値0.26・断熱等級7耐震等級3の設計構造・防水・防蟻は初期20年・最長60年

    どの数字にも条件がついています。以下で項目ごとに補足します。

    断熱:共通の物差しは「断熱等級」

    断熱の性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)で表すことが多いです。値が小さいほど熱が逃げにくい家になります。

    ただ、各社が出しているUA値は、最上位の商品の値だったり、特定の地域での値だったりして、条件がそろっていません。一条工務店とセキスイハイムは、UA値の数値そのものを公式ページに載せていません。そこで5社を並べる物差しには、国の統一基準である断熱等級を使い、UA値は商品名と条件を添えて書きます。

    • タマホーム egao:UA値0.23(HEAT20 G3水準)。断熱地域区分の6・7地域での値で、プランなどの条件で変わります。1〜3地域ではG2レベルです。
    • アイフルホーム FAVO PREMIUM:UA値0.26、断熱等級7。公式ページには「地域、仕様、プラン形状により、達成できる等級および数値は異なります。実測値を保証するものではありません」と注記があります。
    • 一条工務店 グラン・スマート:断熱等級7が標準です。ただし公式ページには「建築地やプラン、採用する仕様によっては対応できない場合があります」と注記があります。
    • セキスイハイム あったかハイム:断熱等級6。プランや採用するメニューによっては適合しない場合があります。
    • ヤマダホームズ 注文住宅:UA値 標準0.46以下。注文住宅サイト(JIDAI)の性能ページの記載で、どの商品の値かはページからは読み取れません。

    見るときの注意: UA値は建てる地域とプランで変わります。カタログに載っている値が、そのまま自分の家の値になるとは限りません。見積もりの段階で、自分のプランで計算したUA値を出してもらうのが確実です。

    耐震:「全棟標準」と「特定の商品だけ」を分けて見る

    5社とも耐震等級3(最高等級)を掲げていますが、どの範囲に当てはまるかが違います。

    • 一条工務店:耐震等級3。すべての商品タイプ・建物で標準仕様としています。
    • ヤマダホームズ:耐震等級3。注文住宅サイトの性能ページで「耐震等級3の耐震性を確保しています」とあり、3階建ての商品でも等級3に対応すると書かれています。ほかの商品のページには等級の記載がありません。
    • セキスイハイム:「標準仕様で最高等級の耐震性能をクリアすることが可能」としています。ただし「一部の特殊プランにおいては例外となることがあります」と注記があります。
    • タマホーム egao:耐震等級3を取得。制震と合わせた地震対策が標準仕様です。egao以外の商品は確認できていません。
    • アイフルホーム FAVO PREMIUM:耐震等級3の設計です。ただし住宅性能表示制度の評価を受けない場合は「耐震等級3相当」の設計になり、評価を取るには別途費用がかかります。雪の多い地域では、耐震等級1相当を基本として提案する場合があるとされています。

    「相当」とは: 住宅性能表示制度の評価を受けていれば正式な「耐震等級3」、評価を受けずに同じ水準で設計した場合は「耐震等級3相当」と書き分けます。正式な等級が必要なら、評価を取れるかと費用を最初に聞いておくと安心です。

    保証:年数だけで比べない

    保証は「最初から付く年数」と「延長できる最長の年数」、そして「そのための条件」を分けて見る必要があります。

    • 一条工務店:30年保証。無料点検、無償のシロアリ予防工事、防水の必要なメンテナンス工事などを続けることが条件です。
    • セキスイハイム:最長30年。引渡し後3回の定期点検と、25年目まで5年ごとの定期診断を受け、適切な補修やメンテナンスを行うことが条件です。初期の保証年数は公式ページに書かれていません。外壁の保証は、磁器タイル以外の外壁だと10年です。保証の期間や内容は対象部位・商品・建築地によって異なる場合があり、北海道では保証期間が異なります。
    • タマホーム:構造躯体と雨水の浸入が初期20年、最長60年(長期優良住宅の認定を取った建物の場合)。認定を取っていない建物は「最長で30年の保証延長が可能」とされています。20年を超える分は、定期点検と必要に応じた有償メンテナンスを条件に10年ごとに延長します。白蟻被害の保証は20年です。
    • ヤマダホームズ:商品「RASIO」の場合、構造躯体・防水・防蟻が初期20年、最長60年。5年ごとの無償点検があり、最長60年は定期点検と有償アフター工事が条件です。会社全体の説明では「長期優良住宅の認定が必要」「商品によって保証内容が異なる」とされています。
    • アイフルホーム:構造・防水・防蟻がそれぞれ初期20年、最長60年。初期20年の保証には、保証会社による9年目の無料点検が必須です。20年目以降は、10年ごとの有料点検と有料メンテナンス工事を行うことで、最長60年まで延長できます。ほかに地盤保証20年、地震保証10年、設備保証10年があります。保証の条件や期間は加盟店によって異なる場合があります。

    見るときの注意: 保証の年数が長くても、定期点検や有償メンテナンスが条件になっている会社がほとんどです。年数だけでなく、点検の間隔と、有償メンテナンスにかかる費用の目安を見積もりの段階で聞いておくと、長い目で見た負担を比べられます。

    まとめ:何を重視するかで見る場所が変わる

    • 断熱の数字を最優先するなら: タマホーム egao(UA値0.23)、アイフルホーム FAVO PREMIUM(UA値0.26・断熱等級7)、一条工務店 グラン・スマート(断熱等級7が標準)。いずれも地域やプランの条件つきなので、自分の建てる地域で同じ値が出るかを確認してください。
    • 耐震等級3を全棟標準にしている会社: 一条工務店(全商品)とヤマダホームズ(注文住宅サイトの記載)。セキスイハイムも標準仕様で達成できるとしていますが、特殊プランは例外があります。
    • 耐震は評価書の有無を確認: アイフルホームは、評価を受けないと「等級3相当」になります。
    • 保証は条件とセットで: 年数が長くても、点検やメンテナンスの継続が条件になっています。

    この記事では順位をつけていません。公式の数字だけで比べると、どの会社にも条件つきの部分があり、どれが良いかは建てる地域と何を重視するかで変わるためです。

    自分の土地と間取りで、見積もりを並べてみる

    ここまで見たとおり、断熱や耐震の等級、保証の条件は、各社とも「プランや仕様によって変わる」と書いています。自分の間取りでどうなり、いくらかかるのかは、実際の間取りと見積もりを並べてみないと分かりません。

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    2社ずつの比較記事

    この記事では5社を横並びにしました。特定の2社をもっと詳しく比べたい場合は、次の記事もあわせてご覧ください。

    出典(すべて2026年9月25日に確認)